Claude Codeのplan modeの使い方
plan modeの計画は、承認するまで編集に進みません。入り方と抜け方、承認の3つの選択肢、使う場面と使わない場面が分かります。
- plan mode では、Claude がファイルを読んで計画を出しますが、承認するまでソースは編集しません。
- 入り方は、Shift+Tab での切り替え、プロンプトの先頭の /plan、claude --permission-mode plan の3つです。
- 公式は「調べる、計画する、実装する、コミットする」の4段階を勧めています。plan mode の間は、PreToolUse hook の allow でも編集は通りません。
plan mode は、Claude がファイルを読んで調べ、計画を出すけれど、ソースは編集しないモードです。いきなりコードを書き換えられて困ったことがあるなら、大きめの変更はこのモードから始めます。この記事では、入り方と抜け方、できることとできないこと、計画から実装までの進め方、使う場面と使わない場面、モデルの選び方を順に説明します。編集部の検証環境(macOS、Claude Code 2.1.304、2026年10月20日)では claude --help で値を確かめただけで、対話のセッションでは試していません。
入り方と抜け方
入り方は3つあります。
- セッション中に
Shift+Tabを押す。押すたびにdefault→acceptEdits→planの順に切り替わり、ステータスバーに⏸ plan mode onと出る - 1回のプロンプトだけ、先頭に
/planを付ける - 起動するときに
claude --permission-mode planと指定する
auto のモードから始めた場合、Shift+Tab を1回押すとまず default に戻り、そこから上の順に進みます。計画を承認せずに抜けるときは、もう一度 Shift+Tab を押します。
出典:https://code.claude.com/docs/en/permission-modes 、2026-10-20確認
claude --help の --permission-mode の選択肢には、acceptEdits、auto、bypassPermissions、manual、dontAsk、plan が並んでいました。
プロジェクトでいつも plan mode から始めたいなら、.claude/settings.json の defaultMode を plan にします。VS Code の拡張機能はこの値を読まないので、VS Code のユーザー設定の claudeCode.initialPermissionMode を plan にします(同じ出典)。defaultMode の書き方はpermissions設定の早見表にまとめています。
できること・できないこと
| できる | できない |
|---|---|
| ファイルを読む | ソースを編集する(計画を承認するまで) |
| 調べるためのシェルのコマンド | 読み取り専用の範囲を超えるコマンドを、確認なしで動かす |
| 質問に答える、計画を書く | PreToolUse hook の allow で編集を通す |
調べるためのコマンドの扱いは、条件によって変わります。auto mode が使えて useAutoModeDuringPlan が有効なとき(既定で有効)は、分類器がコマンドを確かめ、確認の画面は出ません。auto mode が使えないときは、組み込みの読み取り専用のコマンド以外で確認が出ます。
plan mode の間は、PreToolUse hook が allow を返しても、ファイルの編集のような読み取り専用でない呼び出しには効きません。hook が無いときと同じ確認、拒否、許可になります。
出典:https://code.claude.com/docs/en/permission-modes 、https://code.claude.com/docs/en/permissions 、2026-10-20確認
調べる、計画する、承認する、実装する
公式のベストプラクティスは、作業を4つの段階に分けるよう勧めています。
- 調べる:plan mode で、関係するファイルを読ませる
- 計画する:変えるファイルと流れを、計画として書かせる
- 実装する:計画を承認するか
Shift+Tabで抜けて、計画どおりに実装させ、テストを走らせる - コミットする:分かりやすいメッセージでコミットさせる
ダミーの todo アプリなら、plan mode で次のように頼みます。
read src/todos and src/api, and understand how a todo is created and saved.
I want to add due dates to todos. What files need to change? Create a plan.
出典:https://code.claude.com/docs/en/best-practices 、2026-10-20確認
計画ができると、Claude はどう進めるかを聞いてきます。選択肢は3つです。
- Yes, and use auto mode:承認して auto mode で進める。auto mode が使えないときは Yes, auto-accept edits になる
- Yes, manually approve edits:承認し、編集を1つずつ確かめる
- No, keep planning:plan mode のまま、直してほしい点を伝える
承認すると plan mode を抜け、選んだモードで編集が始まります。もう一度計画したいときは、Shift+Tab で plan mode に戻すか、次のプロンプトの先頭に /plan を付けます。
計画は、承認する前に Ctrl+G で自分のエディタに開き、直接書き直せます。showClearContextOnPlanAccept を有効にすると、計画を承認して、計画に使った文脈を消す選択肢が先頭に加わります。
出典:https://code.claude.com/docs/en/permission-modes 、2026-10-20確認
使う場面と使わない場面
公式は、plan mode には手間がかかるとも書いています。
| 使う | 使わない |
|---|---|
| やり方に自信がない | 範囲がはっきりした小さな修正 |
| 変更が複数のファイルにまたがる | タイポの修正、ログの1行追加、変数名の変更 |
| よく知らないコードを変える | 差分を1文で説明できる変更 |
差分を1文で説明できるなら、計画は飛ばします。 公式の表現も同じです。
出典:https://code.claude.com/docs/en/best-practices 、2026-10-20確認
計画を「実行済み」と取り違えない
計画は、これからやることの説明です。終わったことの記録ではありません。実装のあとは、テストの結果と git の差分で、計画のどこまでが本当に終わったかを確かめます。完了報告をそのまま信じない仕組みはAIの「完了しました」を信じない仕組みにまとめています。
モデルの選び方
/model で opusplan を選ぶと、plan mode の間は opus で計画し、実装に移ると sonnet に切り替わります。計画の推論には上位のモデルを使い、コードの生成は軽いモデルに任せる組み合わせです。組織が availableModels で最新の Opus を外している場合は、許可されている中で一番新しい Opus を計画に使います。
出典:https://code.claude.com/docs/en/model-config 、2026-10-20確認
まとめ
- plan mode は、読んで調べて計画を出すが、承認するまでソースを編集しないモード
- 入り方は
Shift+Tab、/plan、claude --permission-mode plan。いつも使うならdefaultModeをplanにする - 承認の選択肢は auto mode で進む、編集を1つずつ確かめる、計画を続ける、の3つ。
Ctrl+Gで計画を直せる - 差分を1文で説明できる小さな修正には使わない
- 計画は「やること」であって「やったこと」ではない。実装後はテストと差分で確かめる
opusplanで、計画は opus、実装は sonnet に分けられる