Claude Codeの会話を再開する
Claude Codeの会話はローカルに保存され、既定で30日残ります。--continueと--resume、名前付けと分岐が分かります。
- Claude Code の会話はローカルに保存されます。claude --continue(-c)で直近の会話に、claude --resume(-r)で一覧から選んで戻れます。
- 起動時に付けた --mcp-config、--settings、--add-dir などのフラグは再開しても戻りません。bypassPermissions も戻りません。
- claude -n や /rename で会話に名前を付けておくと、claude --resume <名前> で戻れます。
Claude Code の会話は、作業しているあいだずっとローカルのファイルに保存されます。終了したあとや /clear のあとでも、あとから同じ会話に戻れます。この記事では、再開の方法、会話に名前を付けて探す方法、保存の仕組み、分岐、巻き戻しとの違い、長い会話を再開するときの注意を順に説明します。編集部の検証環境(macOS、Claude Code 2.1.305、2026年10月21日)では claude --help でオプションの有無を確かめただけで、会話の再開そのものは試していません(未実行)。
いちばん簡単な再開
| コマンド | 動き |
|---|---|
claude --continue(-c) | 今のディレクトリの、いちばん新しい会話を開く |
claude --resume(-r) | 会話の一覧(セッションピッカー)を開く |
claude --resume <名前> | 名前を付けた会話をそのまま開く |
claude --resume <セッションID> | ID で指定した会話を開く。どのディレクトリからでも使える |
/resume | 対話中に、別の会話に切り替える |
直近の会話に戻るだけなら -c、どれに戻るか選ぶなら -r、決まった会話に戻るなら名前か ID を付けます。claude --help には、-c, --continue、-r, --resume、--fork-session、-n, --name が並んでいました。
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、https://code.claude.com/docs/en/cli-reference 、2026-10-21確認
再開すると、会話の履歴や使っていたモデルなどが戻ります。ただし、起動時に付けた --mcp-config、--settings、--add-dir などのフラグは戻りません。必要なら、再開するときにもう一度付けます。途中で動いていたツールは、続きから実行されません。Claude は、結果が記録される前に切れた呼び出しとしてそれを受け取り、もう一度実行する前に、それが効いたかどうかを確かめるよう指示されます(同じ出典)。
権限モードは、再開の仕方で変わります。
| 再開の仕方 | 権限モード |
|---|---|
ターミナルで claude --continue、claude --resume <セッションID>、1件だけに当たる claude --resume <名前>(-p なし) | 終わったときの権限モードに戻る。ただし bypassPermissions は戻らず、新しいセッションの既定のモードで始まる |
| 起動時の一覧(ピッカー)から選ぶ | 同じコマンドで新しいセッションを始めたときのモード。plan mode で終わった会話は plan mode で再開する |
セッションの中で /resume | 今のセッションのモードのまま続く。plan mode で終わった会話は plan mode で再開する |
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、2026-10-21確認
会話に名前を付けて探す
並行していくつかの作業をするなら、会話に名前を付けておくと戻りやすくなります。
| いつ | どうやって |
|---|---|
| 起動するとき | claude -n todo-due-dates |
| 会話の途中 | /rename todo-due-dates |
| 一覧の中で | 会話を選んで Ctrl+R |
名前を付けた会話は、claude --resume todo-due-dates か /resume todo-due-dates で戻れます。名前を付けなかった会話にも、最初のプロンプトから作られたタイトルが付き、そのタイトルでも再開できます。
一覧(/resume か、引数なしの claude --resume)では、次のキーが使えます。
| キー | 動き |
|---|---|
↑ / ↓ | 会話を選ぶ |
Enter | 選んだ会話を再開する |
Space | 中身をのぞく |
/ か文字を打つ | 検索して絞り込む |
Ctrl+B | 今の git のブランチの会話だけにする。もう一度押すと、すべてのブランチに戻る |
Ctrl+W | 同じリポジトリのすべての worktree の会話を出す。worktree が複数あるリポジトリでだけ表示される。もう一度押すと、今の worktree に戻る |
Ctrl+A | このマシンのすべてのプロジェクトの会話を出す。もう一度押すと、今のリポジトリに戻る |
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、2026-10-21確認
保存の仕組み
会話は、既定で ~/.claude/projects/<project>/<session-id>.jsonl に JSONL で保存されます。<project> は作業ディレクトリのパスの、英数字以外の文字を - に置き換えたものです。つまり、会話はディレクトリごとに分けて保存されます。中身の形式は Claude Code の内部のもので、バージョンによって変わります。スクリプトで読むなら、ファイルを直接解析せず /export などを使うよう公式は勧めています。
保存期間は既定で30日で、settings.json の cleanupPeriodDays で変えられます。保存先そのものは CLAUDE_CONFIG_DIR で ~/.claude の外に移せます。
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、2026-10-21確認
会話がディレクトリごとに保存されるので、一覧には、既定で今の worktree の会話しか出ません。別の worktree の会話は Ctrl+W、別のプロジェクトの会話は Ctrl+A で広げて探します。worktree を使った並列の作業はAIエージェントの並列実行にまとめています。
もう1つ、claude -p や Agent SDK で作った会話は、一覧にも claude --continue にも出ません。セッション ID を claude --resume <セッションID> に渡せば再開できます(同じ出典)。
元の会話を残して分岐する
別のやり方を試したいときは、会話を分岐させます。元の会話はそのまま残ります。
/branch try-due-date-picker
コマンドラインからは、--continue か --resume に --fork-session を付けます。
claude --continue --fork-session
分岐した会話は、別のセッション ID を持ち、一覧にも別の行として出ます。分岐させずに同じ会話を2つのターミナルで再開すると、両方のメッセージが1つの記録に混ざります。
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、2026-10-21確認
再開と巻き戻しの違い
再開は、閉じた会話に戻ることです。巻き戻し(checkpointing)は、1つの会話の中で、前の時点に戻ることです。巻き戻しは、/rewind を実行するか、入力欄が空のときに Esc を2回押すと、メニューが開きます。チェックポイントは会話と一緒に保存されるので、再開したあとの会話でも /rewind が使えます。ただし、Bash のコマンドで変わったファイルは記録されません。
出典:https://code.claude.com/docs/en/checkpointing 、2026-10-21確認
スクリプトから再開する
claude -p で、--output-format json の結果から session_id を取り出し、--resume に渡すと、スクリプトから同じ会話を続けられます。書き方はclaude -pで自動化するにまとめています。
長い会話を再開するときの注意
再開すると、それまでの会話がまた文脈に入ります。長い会話のまま戻ると、毎回のリクエストで大きな文脈を送ることになり、利用上限に早く近づきます。会話が要約(compaction)されていた場合は、その要約と、要約されなかったメッセージから続きます。
関係のない作業に移るなら、/clear で新しい会話を始めます。前の会話は保存されているので、あとから /resume で戻れます。続けたい会話は /compact で要約します(/compactでコンテキストを保つ)。上限との付き合い方は利用上限に当たったらにあります。
出典:https://code.claude.com/docs/en/sessions 、2026-10-21確認
まとめ
- 直近の会話に戻るなら
claude -c、一覧から選ぶならclaude -r、決まった会話ならclaude -r <名前>か ID を付ける --mcp-configや--add-dirなどのフラグは再開で戻らないので、付け直すclaude -nか/renameで名前を付けておくと、名前で戻れる- 会話はディレクトリごとに
~/.claude/projects/に保存され、既定で30日残る。cleanupPeriodDaysで変えられる - 一覧は今の worktree の会話だけを出す。
Ctrl+WとCtrl+Aで広げる - 試すなら
/branchか--fork-sessionで分岐し、1つの会話の中で戻るなら/rewind