Claude Codeのコマンド早見表
Claude Codeのコマンドは、メッセージの先頭でだけ認識されます。組み込みのコマンドを場面別に整理し、自作コマンドの作り方も載せます。
- Claude Code のコマンドはメッセージの先頭でだけ認識され、後ろの文字は引数になります。
- /init、/context、/compact、/code-review、/rewind など、作業の流れに沿った早見表を載せています。
- カスタムのコマンドは skill に統合されましたが、.claude/commands/ に Markdown を置く古い形式も動き、ファイル名がコマンド名になります。
Claude Code の / で始まるコマンドを、作業の流れに沿って整理しました。あわせて、.claude/commands/ に自分のコマンドを置く方法と、コマンドの名前がどう決まるかを説明します。SKILL.md の書き方はClaude Codeのskillsの作り方にまとめているので、この記事では扱いません。編集部の検証環境(macOS、Claude Code 2.1.309、2026年10月23日)では、ダミーの todo アプリに自作コマンドを置き、claude plugin validate で書式を確かめました。セッションの中でコマンドを実行するところは試していません(未実行)。
コマンドの基本
- コマンドは、メッセージの先頭でだけ認識されます。コマンド名のあとに書いた文字は、そのコマンドへの引数になります
/を打つと使えるコマンドの一覧が出て、続けて文字を打つと絞り込めます。/adddirのように区切りを省いても/add-dirが候補になります- 打ち間違えると候補は強調されず、そのまま送ると Unknown command になります
- ターミナルでは、1つのメッセージの先頭に skill を最大6つまで続けて書けます。
/skill-a /skill-b do XYZなら2つとも読み込まれ、後ろの文字が両方に渡ります - Claude の応答中にコマンドを送ると、待ち行列に入り、そのターンが終わってから動きます。
/status、/tasks、/usageは応答を止めずにすぐ動きます
出典:https://code.claude.com/docs/en/commands 、2026-10-23確認
場面別の早見表
公式の「Commands across a typical workflow」に沿って並べました。使えるコマンドは、OS、プラン、環境によって変わります。
| 場面 | コマンド | 何をするか |
|---|---|---|
| 初めてのリポジトリ | /init | CLAUDE.md の下書きを作る |
/memory | CLAUDE.md を編集する。自動メモリの切り替えもここ | |
/mcp | MCP サーバーの接続を管理する | |
/permissions | allow・ask・deny のルールを管理する | |
| 作業中 | /plan [説明] | plan mode に入る |
/model、/effort | モデルと推論の量を変える | |
/context | 何がコンテキストを使っているかを色の格子で見る | |
/compact [指示] | 会話を要約して空きを作る | |
/btw [質問] | 会話の履歴に残さずに横道の質問をする | |
| 並列で進める | /tasks | このセッションのバックグラウンドの作業を見る |
/background | セッションをバックグラウンドに切り離す | |
/batch <指示> | 大きな変更を独立した単位に分け、それぞれ worktree で進める | |
| 出荷の前 | /diff | 作業ツリーの変更を見る |
/code-review | 今の差分の正しさを確かめる。/review は別名 | |
/security-review | ブランチの差分のセキュリティの問題を確かめる | |
| セッションをまたぐ | /clear | 新しい会話を始める |
/resume | 前の会話に戻る | |
/branch | 今の会話を枝分かれさせる | |
| 調子が悪いとき | /rewind | コードと会話をチェックポイントまで戻す |
/doctor | インストールと設定を点検する | |
/debug | デバッグログを有効にして調べる | |
| いつでも | /usage | コストと利用枠を見る。/cost は別名 |
/status | バージョン、モデル、アカウント、接続を見る |
出典:https://code.claude.com/docs/en/commands 、2026-10-23確認
/compact は/compactでコンテキストを保つで、/resume はClaude Codeの会話を再開するで詳しく扱っています。
自作コマンドを作る
カスタムのコマンドは skill に統合されました。それでも .claude/commands/ に Markdown のファイルを置く古い形式は今も動きます。ファイル名から拡張子を除いたものがコマンド名になります。ダミーの todo アプリの例です。
---
description: Fix a todo-app issue by number. Use when the user gives an issue number.
argument-hint: "[issue-number]"
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Fix issue #$ARGUMENTS in the todo app.
1. Read the failing test or the steps in the issue.
2. Make the smallest change that fixes it.
3. Run `npm test` and report the result.
これを .claude/commands/fix-issue.md に置くと /fix-issue になります。/fix-issue 42 と打つと、$ARGUMENTS が 42 に置き換わります。位置ごとに取り出すなら $0、$1 を使います。
サブディレクトリに置くと、パスの / が : に置き換わった名前になります。.claude/commands/release/notes.md は /release:notes です。
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description: Draft release notes for the todo app from commits since the last tag.
disable-model-invocation: true
---
Draft release notes for version $0 from `git log` since the last tag. Group them as Added / Fixed.
コマンドのファイルでは、skill の frontmatter のうち name と paths 以外のキーが使えます。disable-model-invocation: true を付けると、Claude が自分からこのコマンドを使うことはなくなります。
出典:https://code.claude.com/docs/en/skills 、2026-10-23確認
2つのファイルを置いて claude plugin validate .claude/commands を実行すると Validation passed でした。引用符を閉じ忘れたファイルを足すと、次のように出ました。
✘ Found 1 error:
❯ frontmatter: YAML frontmatter failed to parse: YAML Parse error: Unexpected EOF. At runtime this command loads with empty metadata (all frontmatter fields silently dropped).
YAML が壊れたコマンドは、メタデータが空のまま読み込まれます。
commands と skills のどちらを使うか
.claude/commands/deploy.md と .claude/skills/deploy/SKILL.md は、どちらも /deploy になり、同じように動きます。同じ名前があれば skill のほうが使われます。skill は補助のファイルを置くディレクトリを持てるので、公式は新しく作るなら skill を勧めています。自分の skill が組み込みのコマンドと同じ名前なら、ターミナルのセッションでは自分の skill が組み込みのコマンドを置き換えます。ただし別名は置き換わりません。
出典:https://code.claude.com/docs/en/skills 、2026-10-23確認
うまく出ないとき
| 症状 | 確かめること |
|---|---|
| メニューに出ない | プラン、OS、環境で使えないコマンドは一覧から外れる。一致するものが無いと No commands match "/name" と出る |
Unknown command になる | 名前の打ち間違い、またはその環境では使えないコマンド |
| 自作のコマンドが出ない | ファイル名やディレクトリ名に、ゼロ幅スペース、制御文字、<、>、連続した空白などが入っていると読み込まれない |
| 名前が使えない | anthropic-skills か anthropic-skills: で始まる名前は、plugin の外では読み込まれない |
| どの名前が弾かれたか知りたい | claude --debug で起動し、デバッグログで [names] を探す |
出典:https://code.claude.com/docs/en/commands 、https://code.claude.com/docs/en/skills 、2026-10-23確認
/heapdump のように、名前を全部打つまで一覧に出ない隠しコマンドもあります。大きな変更の前に計画を立てるなら、Claude Codeのplan modeの使い方も読んでください。
まとめ
- コマンドはメッセージの先頭でだけ認識され、後ろの文字は引数になる
- 応答中に送ると待ち行列に入る。
/status、/tasks、/usageはすぐ動く - 作業中は
/plan、/context、/compact、出荷の前は/diff、/code-review、/security-review .claude/commands/<名前>.mdで自作コマンドを作れる。サブディレクトリは:区切りの名前になる- 引数は
$ARGUMENTSか$0、$1で受け取る - 同じ名前なら skill が優先される。新しく作るなら skill を使う