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Codex CLIの始め方

Codex CLIはChatGPTのPlus以上のプランかAPIキーで使えます。インストールから最初の変更を任せるまでの手順が分かります。

要点(TL;DR)

  • Codex CLI は、OpenAI のコーディングエージェント Codex をターミナルから使うためのツールです。
  • ChatGPT のプランで CLI を使うには Plus 以上が必要です。API キーで使う方法もあり、その場合は API の標準料金で課金されます。
  • ファイルを書き換えさせる前に /permissions で権限を決めます。公式は、ふだんの作業は Ask for approval から始めるよう勧めています。

Codex CLI は、OpenAI のコーディングエージェント Codex をターミナルから使うためのツールです。この記事では、インストールから小さな変更を任せるまでを順に追います。ツール選びに迷っている場合は、先にコーディングエージェントの選び方を読んでください。

始める前に確かめること

ChatGPT のプランで CLI を使うには、Plus 以上(Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise)が必要です。Free と Go に含まれる Codex はデスクトップアプリだけです。ChatGPT のプランを使わず、API キーで CLI を使う方法もあります。プランごとに使える機能の違いや利用上限は公式の料金ページで確かめてください。この記事では数字を載せません。

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/pricing 、2026-10-18確認

動作環境は macOS、Linux、Windows です。GitHub Releases では macOS(Apple Silicon / x86_64)と Linux(x86_64 / arm64)向けのバイナリが配布されています。Windows 向けにはインストール用スクリプトがあり、WSL での使い方も公式ドキュメントにあります。

出典:https://github.com/openai/codex 、2026-10-18確認

インストール

公式に載っているインストール方法は次のとおりです。

# macOS / Linux(公式インストーラー)
curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh

# npm
npm install -g @openai/codex

# Homebrew
brew install --cask codex

Windows の PowerShell では次のコマンドを使います。

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://chatgpt.com/codex/install.ps1 | iex"

これらは公式の手順をそのまま載せたもので、手元では実行していません。

出典:https://github.com/openai/codex 、2026-10-18確認

編集部の検証環境では、グローバルにインストールせずに npx でバージョンを確かめました。一時ディレクトリで実行した結果です。

npx -y @openai/codex@latest --version
codex-cli 0.163.0

--help を付けると、サブコマンドの一覧が出ます。冒頭の一部を抜き出します。

Usage: codex [OPTIONS] [PROMPT]
       codex [OPTIONS] <COMMAND> [ARGS]

Commands:
  agents            Browse all agent sessions on the shared local app-server daemon
  exec              Run Codex non-interactively [aliases: e]
  review            Run a code review non-interactively
  login             Manage login
  logout            Remove stored authentication credentials

ログインと認証

サインイン方法は2つあります。ChatGPT アカウントでサインインする方法と、API キーでサインインする方法です。ChatGPT でサインインすると、利用はプランの範囲で扱われます。API キーの場合は、API の標準料金で課金されます。Codex cloud を使うには ChatGPT でのサインインが必要です。

# ブラウザでサインイン
codex login

# API キーを標準入力から渡す
printenv OPENAI_API_KEY | codex login --with-api-key

# 現在の認証方式を確かめる
codex login status

ログイン情報は既定で ~/.codex に保存され、CLI と IDE 拡張で共有されます。ログインとモデルの呼び出しは、編集部では実行していません。

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/auth 、2026-10-18確認

最初の質問

プロジェクトのディレクトリで codex を起動します。初回はサインイン方法を選ぶ画面が出ます。サインインが済んだら、まずはコードに触れない質問から始めます。公式の例は次のとおりです。

cd your-project
codex
Tell me about this project

起動後は /status で現在の状態を、/model で使うモデルを確かめられます。

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/codex/cli 、2026-10-18確認

最初の変更を任せる

ファイルを書き換えさせる前に、どこまで勝手に動いてよいかを決めます。CLI では /permissions で権限の画面を開きます。公式ドキュメントのモードは次の4つです。

公式は、ふだんの作業は Ask for approval から始めるよう勧めています。中身はサンドボックスと承認ポリシーの組み合わせです。サンドボックスには read-only、workspace-write、danger-full-access の3種類があります。macOS では標準の Seatbelt、Linux では bubblewrap が使われます。

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/permission-modes 、https://learn.chatgpt.com/docs/sandboxing 、2026-10-18確認

最初に頼むのは、関数名の変更やテストの追加のような小さな作業にします。公式は、作業の前後で Git のチェックポイントを作り、元に戻せるようにすることを勧めています。差分の確認には /review が使えます。作業ツリーは書き換えません。権限の考え方はAIエージェントの権限設計でも扱っています。

AGENTS.md の置き場所

Codex は AGENTS.md に書いた指示を読み込みます。読む場所は2段階です。

グローバルのファイルが先に読まれ、そのあとプロジェクトのファイルが上の階層から順につながります。作業中のディレクトリに近いファイルほど後ろに来るので、そちらが優先されます。各ディレクトリでは AGENTS.override.md が AGENTS.md より先に確かめられます。合計サイズの上限は既定で 32 KiB です。

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/agent-configuration/agents-md 、2026-10-18確認

VPS など常駐サーバーで使うときの注意

ブラウザのないサーバーでは、ブラウザでのサインインができません。公式が勧めているのはデバイスコード認証です。ベータ機能で、ChatGPT のセキュリティ設定で有効にしておく必要があります。

codex login --device-auth

表示されたリンクを手元のブラウザで開き、ワンタイムコードを入力します。デバイスコードが使えない場合、公式には代わりの方法が2つ載っています。ブラウザのあるマシンで作った ~/.codex/auth.json をコピーする方法と、SSH でポート 1455 を転送してから codex login する方法です。auth.json はパスワードと同じように扱ってください。自動化には API キーを使うのが公式の推奨です。

ssh -L 1455:localhost:1455 user@remote

出典:https://learn.chatgpt.com/docs/auth 、2026-10-18確認

サーバー側の準備はAIエージェントをVPSで24時間動かすにまとめています。

まとめ

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